とりとめのない (旅日記です)

婚約破棄された25歳女が世界を旅する話

旅の終わりが見えてきて思うこと

 

大分時間が経ってしまったと思ったけど、まあなんやかんや前回投稿から一ヶ月ちょっとしか経ってないようです。

まあその分多分濃ゆい日々を過ごしているのだと思います。

日本で働いていた時の一ヶ月と今の一ヶ月、ただ毎日のルーティン化された日々と違うからかとても長く、でも短いです。

 

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カズベキ の街から光が消えた瞬間の月明かりに照らされた山々

 

現在まだジョージアに滞在しています🇬🇪

ワインで有名なカヘティと首都のトビリシに約一週間滞在したのちアルメニアエレバン、ゴリス、未承認国家のナゴルノ=カラバフで約二週間過ごしジョージアに戻って来て、トビリシ、カズベキ 、クタイシ、メスティア、ウシュグリと滞在していよいよ次の街、バトゥミを最後にジョージアからトルコに抜けます。

ナゴルノ=カラパフで、アグダムという場所に行った時のことをまた近々文章にすると思います。この場所はアゼルバイジャンアルメニアとの停戦ラインの場所であり、その昔人々が住んでいた町はもうゴーストタウンと化しています。ナゴルノの人たちはとても優しく、居心地の良い場所でした。しかしその一方では、廃墟が多く残る場所があったり、この場所で起こった(厳密にいえば未だ完全に解決している訳では全くない)ことを実感しました。またこのことは書くのでこの辺で。

 

ジョージアには結局一ヶ月弱滞在することになりそうです。最後のトビリシ滞在中で警察沙汰になったり他に軽くフラストレーションが溜まることがありました。

現在30カ国渡航して来てそれなりに色々なことに対して消化することを身につけて来た私でしたが、多分今までで一番理解不能な出来事だったと思います。

かの有名なインド人の方が私の常識には近いようです。

でも総括するととても楽しい滞在でした。いや、ものすごく楽しい滞在でした。

ふとたまに「どうして旅をするのだろう」と考えることがあります。

平和で安全で清潔な母国日本を離れ、家族や友人とも会えず時に孤独を感じ、でも私は旅をし続ける。

一年だけと決めて日本を発ったけど、今はどうやって旅をしながら行きていけるだろうかと考える日々です。

 

でも、次に旅に出るときはもっとしっかり何かを成し遂げないとならないなと思っています。

 

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プーシキンが「 雲に支えられ空中に浮かんでいるようだ」と讃えたツミンダサメバ教会。

 

旅先で出会うたくさんの旅人。

外国人、日本人問わず皆キラキラしていて・・彼ら彼女らを見ていると自分がいかに狭く、小さい視野で生きて行こうと思っていたのかと気がつきます。

語弊がないように言うと日本で生きていくことが狭いという訳ではないです。

日本で正社員をしていた数年間、それなりに楽しかったし過不足なかった。

だからもしかしたら帰国して、その生活を望むかもしれないしそうでもないかもしれない。

でもその人生の選択が、いつだって大きな視野の中から選んだものでありたいなと思う。自分がこう生きたい!と思う選択をしたい。

例えば他の人に笑われる生き方だったとしても、私は私に嘘をつきたくない。

 

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朝靄に包まれたメスティア

 

そんなことを思ったりしているのが、今です。

ちゃんと計算してみると、今年の二月末に日本を発って233日、8ヶ月弱経ちました。(一時帰国した期間を除いて)

まだ旅の終わりを決めていないけど、おそらく残り4ヶ月弱だと思います。

そう思うと、残りの数ヶ月で何を習得できるのか、何か習得して帰国しないとと思います。

 

憧れのシルクロードを経て、コーカサスが終わると自分の中でのメインイベントが終わり、気持ち的にも落ち着いているのが今です。

なので、少しここら辺で一回しっかり自分の旅とこれからを見つめ直して残りの旅に挑もうと思います。

若干の脅迫概念があるのも事実だけど、でもまあそれくらいあった方が人生メリハリついて良いのかもしれないなと思います。

 

ちなみに今後のルートとしてはトルコ、その後旧ユーゴスラビア含む東欧を経て西ヨーロッパを回ろうと思っていましたがクリスマスマーケットの関係で先に東欧回って、旧ユーゴ、のちに西ヨーロッパに行こうと思っています。

ユーゴスラビアの映画をこの前少しみました。英語音声の字幕なしだったのでおおよそではありますが、改めてこの地で起こった悲劇を知りなんとも言えない気持ちになりました。この地に赴く前にしっかりまた勉強して行こうと思います。

 

つまり今回南米は多分、95%行かない方向です。一年で世界を回るなんて到底不可能な話でした。

シェンゲン協定の関係もあってかなり制限が出て来そうな今後ですが、なんとかユーラシア大陸の最西端ロカ岬で旅を終えようと思っています。全陸路で中国から渡った。それだけで今の私には十分です。多くの国に行くよりも、その土地のことをしっかり知り、多くの人と触れ合い、知識を深めたい。

そして私は生涯旅をし続けると思うから、今はこれでいい。

 

写真に関しては、時にめげたりするし自分の未熟さに悲しくなる時もあるけれどやっぱりすごく好きです。

来年日本に帰国した時にはコンテストにも応募したり、積極的に動いて行くつもりです。30歳までは自分にリミットを設けず色々挑戦して行きます。自分に負けないが来年の目標です。

南米に行く時は写真技術もあげて、写真で目的意識を持って渡りたいなと考えています。それが今の目標でもあります

 

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ついた瞬間恋に落ちたウシュグリ

 

そしてトルコあたりから時間を作って、このブログの目的でもあった国情報の記事を仕上げて行こうと思います。つまり次回からは為になる記事になります。

まあ自己満ブログなので・・ちょいちょいこういう記事もありますが眺めていただけたらと思います。

 

学生時代イスタンブールでめげてフライトキャンセルしてスリランカへ逃避行した苦い経験のあるトルコ!

今回で挽回できたらと思います!待ってろターキィ!!!🇹🇷

 

旅をするということ (題名詐欺)

 

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地獄の門と朝陽と私と

 

気がつけば本当に時間が過ぎ去っていて・・

前回の記事を投稿してから115日が経過しているようです。

 

あれから6月30日に出国して、

中国🇨🇳(ウイグル新疆自治区)✩ウルムチトルファンカシュガル

キルギス🇰🇬 ✩サリタシュ(国境の村)

タジキスタン🇹🇯 ✩パミール、ワハーン回路

キルギス🇰🇬 ✩オシュ・イシククル湖・ビシュケク

カザフスタン🇰🇿 ✩アルマトイシムケント

ウズベキスタン🇺🇿 ✩タシケントサマルカンド・ブハラ・フェルガナ・ヒヴァ・ヌクス

トルクメニスタン🇹🇲 ✩ダルバザード(地獄の門)・アシガバッド

→ 

イラン🇮🇷  ✩マシュハド・ヤズド ・シーラーズ・エスファハーンテヘランタブリーズ

アゼルバイジャン🇦🇿  ✩バクー

ジョージア🇬🇪 ✩トビリシ now

 

と言った具合で昨日ジョージア入りしたばかりです。

旅先で出会った人たちはもうとっくに駆け抜けていて焦るばかりです。

10月7日で一時帰国したのち出国して100日が経過します。

あっという間の気もするし、でも思い返してみるとかなり濃い日々です。

 

旅に役立つブログをばと思い開設したものの、

結局日々の楽しいこと(地元の人と触れ合ったりで会った人とご飯やお酒を飲んだり、たまに人生について考えたり)

をしていたら正直全然時間がなかったです。

もともとデジタルな人間ではないので、

生身の人間と接しているのにパソコンに向かうという行為自体が自分の中で違和感がありすぎるのです。

 

あとはまあ中央アジアwifi環境も悪かったのも正直あります。

そしてそんな余裕がないくらい、中央アジアは楽しいし、そしてたまに辛い。

ウズベキスタンカザフスタン、まあキルギスもサリタシュを除けば全然辛くなかったけど、

タジキスタンの想像を超えるあの感じは自分の旅歴でも初めてでした。

シャワーという概念がない世界。確認しないと沸かしたお湯でさえも手に入らないあの環境。

ありえないくらいのトランスフォーテーションの悪さ。

道の悪さ。そして結果イミグレーションで職員の方と二段ベッドをシェアしたあの夜。

最果てを思わせる絶景に、数え切れないみた流れ星。

 

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ただただ広がる荒野と高く広がる蒼い空。

 

でも、その時もめちゃくちゃ楽しかったけど

過ぎ去った今はもっともっと恋しいです。

バックパッカーというものを知った高3の夏、

大学に入ったらバックパッカーになりたいとただそれだけ思ってた。

深夜特急に始まり、「旅行人」で恋したシルクロード

大学3年の夏にウルムチ行きのチケットとタシュケントアウトのチケットを取るも

渡航1週間前に漢民族を狙った大規模な殺傷事件がウルムチで起こり、

泣く泣く渡航延期に。

 

思えば長い間恋い焦がれ、常に頭の片隅にあったシルクロード

実際に旅をして思ったことは「人生って楽しすぎる…」

というシンプルな一言でした。

もちろん、嫌のことも沢山あって全てが楽しいわけじゃ全然ないけど

まあそれが旅の面白さだなと最近は思います。

キルギスでは運のめぐり合わせも悪かったのか、

かなり嫌なことの連続で予定よりかなり早く出てしまいましたが

いやでもその経験含め今回ここまで楽しめていると思います。

 

「将来の夢」という題で小学校の卒業文集では

「父のような先生になりたい」と書いたけれど

実際高校あたりからは何になりたいかがだんだんと職業でなくなってきて

「世界中を旅したい」が軸になってきていた。

世間様から見たら何の価値のない人間かもしれない(というかそうだと思っている)

けれど、私は私が生きたい人生を生きていきたいなと思う。

悩むことは沢山あるけれど、でも最終的にはそこに落ち着く。

 

人生には沢山の分岐点があって、その度違う景色が待っている。

自分で決められることもあれば、人や物に左右されて勝手に道が決まることもある。

 

でも選んだ、もしくは選ばれた道が一番幸せな人生なんだと知った。

 

信じられないくらい絶望して泣いて、泣いても何も解決しなくて

人生を終わりにしてもいいかなって思ったことが嘘のように今が楽しい。

この道になって私は本当に幸運だったなと常々思う。

 

旅をすることは誰でもできる。

何も大変なこともないし、バカでも金さえあればできる。

人に誇れることなんて何一つない。

大企業に勤めて名刺を渡すだけで賞賛される経験なんて多分永遠に得られない。

 

でもそれは私にとってはクソほどどうでもいいことだった。

そんなもので評価するような人には好かれなくても大した問題ではない。

 

ずっと夢見ていた場所、そしてルートを

時に怯え、恐れながらも自分を信じてここまで来れて達成できた。

ただそれだけで自分は幸せになれるんだから、とってもイージーな人生なのかもしれない。

一人で旅をして、誰にも媚びず群れず自分の選んだ道を自分の意思で行く。

孤独で不安な夜もある。それでもまた朝がくれば新たな地を目指す。

旅で得られることをあげたらきりがないけれど、人に誇れるものは何一つとしてない。

だけど自分にとっては誇れるものの一つになっていきそうな気がする。

それが今はとても嬉しい。

 

「結婚」とか「恋愛」とか「仕事」とか

それらにとらわれなくなった時、したいことをしたい。

それが「結婚」なら結婚すればいいし

「旅」ならまた旅に出ればいい。

 

今の私には何もわからない。というよりも今と1ヶ月後が同じな気がしない。

でも、人生がいい方向に行っていることだけ確かにわかる。

 

人生ってこんなにも自由で楽しいものなのかと

26歳になってやっと気がついた。遅いのか早いのかはわからない。

 

でも、少なくともこんな風に思える日がやってきたことを私は幸運に思う。

 

 

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美味しいクラフトビールを飲んでだらっと言いたいことだけぶちまける

これが私の酒を飲んだ時の悪い癖だというのは自覚しています。

今後何というかいい意味でも悪い意味でも落ち着いた国への渡航が増えると思うので

自ずとまた更新して行くと思います。

少なくとも国境越えとトルクメニスタンあたりの情報は書きたいなと思っています。

直近で行く人は連絡ください。トルクメおすすめ宿あります

何と10ドル!!!!笑

 

それはさておき、正直ここでもまた焦っていて(いつも高確率で何かに焦っている)

思っていたよりもペースが遅いので・・南米にたどり着くか問題があります。

(これでも自分の中ではかなりハイペース気味・・)

そして旧ソ連諸国にどハマりしているので、予定していなかった国にも行きたいななんて思っているのが今です。

何が?って聞かれるとわからないけど

なんだか心がきゅーーーーーーーーーん❤︎ってしちゃうんです。

あと若干の闇が深い感ですかね。

厨二病心をくすぐるスタン系・・好き。

 

何はともあれ・・まあとりあえず頑張らないでしたいようにしなよ

行きたければ行けばいいし、違うなら違うし・・

ってこの前旅先で出会った人と話してて言われて妙に納得したのでそうします。

当たり前っちゃ当たり前なんだけど、その人に言われて安心したんだと思います。

一人で考えて結論出せることじゃないから悩むけど、

でも後悔しないように生きて生きたいなと思います。

 

そう、頑張らず、したいように生きていきます。限りある命だから。

 

明日はワイン生産が多いらしい

そして噂によるとワイン祭り的なのが行われている場所を目指します。

ブログとか調べたけど点で情報がなかったのでたどり着くかも何もかも謎ですが

まあ何とかなると思うので行ってきます。

宿も押さえず(というかどこにつくかもわからないので)

「ヤ ハチュー パイチー ワイナリー!!!」を連呼しようと思います。

そういう旅も久しぶりだなと若干楽しみであります。

 

それではまた会う日まで・・До свидания !!!

 

 

ps  インスタでは割と更新してるのでよかったらフォローミー❤︎  

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とりとめもなく、ただ気持ちのままに記す日記のようなもの

 

帰国してから一週間ちょっとたちました。

 

フィリピンで出会った人が関東に遊びに来てくれたり

長年の付き合いの友達と会って飲んだり

元職場の人がご飯に誘ってくれたり・・日本を離れたくなるくらいに楽しいです。

 

でも私はまた旅にでます。

 

こんなに身軽なのはいつぶりだろうなあと今日ふと思いました。

世間で言う所のかなりやばいステータスですが

✩仕事なし・無職

✩彼氏なし・独身

✩25歳・アラサー女子

でもなんか今が一番楽しいというかキラキラしてる気がする!

多分失うものが見当たらないからだと思います。

命さえ落とさなければなんとでもなるが今の私のモットーです。

 

旅に出ている時、そして一時帰国している時

考えるのが「自分はどうやって生きていきたいのか」ということですが

なかなか答えにはたどり着けそうにも今の所なさそうです。

 

皆さんは何を幸せに感じて何を成し遂げて死んでいきたいですか?

 

海外で旅をしていると「何でもできるし、まだまだ自分自身の人生を謳歌したい」

と思うのに日本に帰ってくるとその自分の思考回路に自信が持てなくなる。

あまりにも多くの人がちゃんと真っ当にまるで教科書に載っている例のように

いいところに就職して適齢期で結婚して子供を産んでいるからなのかな

日本は快適だけど少しだけやっぱり息がしづらい気がする。

まだ日本に落ち着くには早い気がする。

 

「じゃああんた何したいの?何の役に立つ事できんの?」

誰かにそう言われたらきっと下唇を噛んで何も言えないのだけど。

 

だからたまにすごく焦って怖くなる。

旅をして好き勝手に生きてみて何も自分の中で答えが見つからなかったらどうしよう

そんな日は決まって眠りが浅くなる。

 

でも、今の私ならそれを乗り越えられる そんな気がする。

確証も何もないけど。

人生も恋愛も全部まずは自分が自分を信じないことには上手くいかないのかもれないし

自分だけは自分のことを信じてあげたいなって、そう思います。

 

ないなら作ればいい。

努力次第で0ベースからなんでも作れる。

それをするのもしないのも自分次第で、私は私なりに何かをつくっていきたい。

 

例えそれが他人から見たらガラクタでしかなくても、笑われても

私にとってはきっと宝物になると思うから。

 

 

案ずるより産むが易し という言葉があるように

まずはとりあえずやってみようと思います。

次の旅は人生で最長期間、そして今まで行ってきた土地に比べて難易度が上がります。

もちろん不安なことも沢山あります。

もし、万が一にでも何かがあればYahooニュースのコメント欄で

「自業自得、そんなところに女一人で行くのが自殺行為」などなど

誹謗中傷の嵐になることが容易に想像できます。

(と言っても特別危ない場所に行くわけでは全くないです。危険は冒さないがモットーなので)

そうなった時、私の心配をしつつ笑顔で送り出してくれる家族が一番傷つきます。

絶対にそれだけはしてはいけないと思うので、トラブルを回避して帰国することが一番の目標です。

まあ日本でも新幹線に乗っていて襲われることもあるので

どこにいても死は意外と身近にあるものなのですが。

 

「恐れずに。しかし気をつけて」

沢木耕太郎さんの多くの名言の中で特に好きな言葉です。

いつもこの言葉に助けられて私は新しい風を感じ新しい色を発見して

地球という一つの惑星を感じることができます。

 

残り数週間、日本でしっかり充電して

ずっと憧れていたシルクロードを経て東欧ヨーロッパ中南米へ旅立ちます。

 

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新たな場所で見る新しい1日。



明日もきっといい日。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カックー遺跡でパオ族の皆様とランチ女子会した話とその他諸々

 

リアルタイムではクアラルンプール空港にいます。

謎にメルボルンからクアラルンプール(約7時間のフライト)

そしてトランジット8時間、クアラルンプールから羽田(約7時間のフライト)でやっと日本帰国です。

というのも本当だったらカンタス航空の26000円の直航便で帰国する予定が

謎に値上がりし(2日後に4万円)泣く泣くAirasiaで帰るという痛恨のミスをしました。

クアラルンプールでは外に出てブラジリアンワックスをしようと目論んでましたが

思ったより体が怠く、しんどいのでさっきまで床で寝てました。

でKUL空港はWifiサクサクだしカーペットなのでゆかも冷たくないのがバックパッカーの味方です。

残り3時間なので記事を書いたらラクサでも食べて帰ろうかなと思います。

 

何はともあれ一時帰国です!

正直な話をすると、ニュージーランド滞在までの間は割と楽しみだったのですが

メルボルンが本当にいい街で、日本帰国でなくメルボルンに住みたいなって思ってました。

それくらいメルボルンの虜です。

 

もう思い出すのも難しくなっているミャンマーですが、

いつか体が動かなくなった時の暇つぶしになるようにせっせと書いていこうと思います。

 

ミャンマーシャン州カックー編ですね

 

昨晩知り合った日本人の方と、車とドライバーをチャーターしカックー遺跡まで行きました。

詳しい値段を忘れてしまったのですが、

ブログ等で見ていた価格より少し下回った値段で宿のスタッフさんが手配できるとのことだったので

信頼もできるのでそちらにお願いしました。

片道2時間半くらい掛けてカックー遺跡に到着しました。

その道のりのもなかなかのどかな風景が広がっていたりと楽しめました。

 

到着後、入場料を払い(値段不明)

値段を覚えていないということは多分安かったんだと思うのですが・・

いざカックーへ!

 

 

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チケット売り場のキュートすぎる女の子

 

もう到着した時点から「わあ・・」と感嘆の声を上げてしまうものでしたが

中に入るとより一層凄まじいパワーがこちらに攻め入ってきました。

もう素晴らしいのなんのって・・

 

広角レンズがあったら良かったよな〜〜と今でも思います。

この後ニュージーランドでも何度も思いました。

 

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人を入れてスケール感を出してみる

 

人を入れたほうがスケール感が出るので撮ってもらいました。

というのもまあ言い訳でこの時の私のテンションが鬼のように高かったので

そうじゃなくても撮影をお願いしてたとは思います。

そしてTシャツが前日に行った工場で買った蓮の繊維で作られた服です。

デザインがシャン州の衣装ぽくて気に入っています。

 

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定番中の定番ですが やっぱりすごい

実際は小さな池から撮っているので、ちょっと実際の雰囲気とは違いますが

この写真が一番カックーのすごい感を出している感じがします。

なんというかこの若干奇妙な感じとその中に秘められた美しさがたまらないですよね。

ハマる人にはハマる。そんな場所です。

実際会う人によってカックー遺跡についての意見は分かれま

した。

絶対行った方がいい!AMAZING!!!という人もいれば

わざわざ時間とお金を掛けて行く必要ないよって人もいました。

私の意見としてはミャンマーはここだけで十分です!ってくらいイチオシ。笑

なんというかシャン州の雰囲気がとても好きです。

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温厚でフレンドリーなパオ族の皆さん

この辺りではパオ族が多く暮らしているそうで・・

みなさま頭には鮮やかなタオルを巻いています。

多くがキリスト教か仏教を信仰しているようで話した感じとても穏やかでフレンドリーな印象を受けました。

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ランチ女子会

こういうのに混ぜてもらえた時、一番旅での幸せを感じます。

仮にカックー遺跡が全然良くないと感じてても、この時間を過ごしただけで多分

「カックー楽しかったなあ」ってなると思います。笑

 

さてさて楽しんだところでワイナリーだ!

と意気込んで乗車した車で早々に眠ってしまい気がついたら宿でした。

「おいおいおいおい!ワイナリーは?!」って聞くと「今日はクローズだった!」とのこと

真偽は定かでない上に朝は行くって言ってたのにと思い少額返金してもらうことで折り合いをつけました。

日本円にしたら微々たるものなんだからとたまにいう人もいるけれど

そういう問題じゃないだよなっていつも思います。

その国の物価で考えたらそうではないし、何よりそうやって甘く見られることに腹が立つのです。

 

確かに日曜日だったのと、宿の人が安請け合いして言ってしまっただけぽかったので

そちらで解決しました。

大したことないのです。カックーが良すぎたので。満足です。

 

後ろ髪を引かれる思いの中、マンダレーに向かううのでした。

「絶対また来るからね!!!アイラブシャン州!」

 

 

次はいよいよミャンマー最終目的地マンダレーをお送りします。

 

 

 

ベストオブミャンマー シャン州に一目惚れした話。インレー湖観光。

 

大変期間が空いてしまいましてミャンマーの記録が曖昧になっている今日この頃ですが、

振り返ってベストオブミャンマー“シャン州”について書いていきたいと思います。

 

リアルタイムではニュージーランドクイーンズタウンにいます。

フィリピンでの2ヶ月滞在を終え、オセアニア地域に初上陸です!

一言言うならば物価高過ぎですね。ボトルウォーターが300円越えって信じられます?

楽しいか楽しくないかで言えば楽しいですが、バックパッカーには全く向かない地域です。

そしてこれも余談ですがフィリピン、大好きな国ベスト3にランクインしました。笑

 

時は遡り3月くらいの話です。

バガンからインレーまで移動した朝まで書いたのでそこからです。

 

仮眠を取った後に、インレー湖観光に行きました。

そうです、あの有名すぎる写真の場所「フィッシャーマン」などなどです。

ホテルに値段を見ってみたところ20000チャット(約2千円)

ただ行く場所によって違うようで、奥まったところのパゴダに行かなければもっと安くなるとのことでした。

でもそこの遺跡がカックーと同じ建築様式とのことだったので

私はそこに行く船をチャーターしました。

適当に声かけてくる人たちから値切って17000チャット(約1700円)でした。

色々な人に聞きましたがこれが底値のような感じでした。

時間が時間だったのと、完全に観光客が他にいなかったので仕方なくおひとりさまです。

 

行った場所などなど 順不同

・フィッシャーマン見学

・織物工房

・水上畑

・首長族のいる場所

・インディンパゴダ

・パゴダ(名前忘れました)

 

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とても気持ちのいい景色

ボート自体は乗り心地のよく、快適でした。
が、鬼のような日差しが照りつけているので日焼け止めは必須です。

 

何分か揺られて最初の目的地に到着しました。

シルバーかなんかの工場でした。

 

 

 

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推定年齢17歳の将来有望イケメンミャンマー

全てが手作業で素晴らしかったです。

寡黙で一所懸命働きつつちらっとこちらを見る少年が一番印象的でした。

 

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とても可愛い首長族の女の子

タイに行った時もチェンマイで首長族に会いましたが

彼女らは完全に勝ち組の民族のように思います。

完全にプロモーションに成功した感じです。

と言うのもミャンマーの首長族もタイの首長族もIphone(しかも最新版)持ってたし

そこそこいい服着ているので儲かってるんだと思います。

私がタイの首長族に会ったのはもう7年も前なので、その時代にiphoneを持っているということはその辺のタイ人よりリッチであることが伺えます。

年配の方はもっとすごい首でしたが、やっぱり私は女の子が好きなので・・写真は一枚とって終わりにしました。

ミャンマーには色々な民族がいるので面白いです。

私は個人的にシャン州の民族衣装が好きです。そして買いました。

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気の遠くなるような手作業

こちらの方は傘を作っていました。

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ベストオブミャンマーフード!シャンヌードル!

お腹が空いたので適当なところで昼食としました。

昼からビールを飲んでタバコを吸ってガハハと笑っているおっちゃんの横に座ると

どこから来たんだ!ジャパニーズか!おいおいみんなジャパニーズだぞー!

と紹介してくれました。この人ら仕事もせず陽気でいいなと思いつつシャンヌードルを食べました。

選ぶ余地もなくここはシャンヌードルしか食べ物はおいてないので。

だけどこれがとても美味しく、ミャンマーにきて初めて食べた美味しいミャンマー料理でした。

(ちなみにこれが最初で最後でした)

シャン州の場所的にタイの文化が少し入って来たりしているようで

なるほどメシがうまいわけですね。

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圧巻のパゴダ・・

昼食を終え次なる目的地へ
インディンパゴダでございます。

 

到着早々高まる鼓動!

これこれこれこれ!!!この感動を待っていたんですよ!!

素晴らしきスタイルのパゴダ。シャン特有のデザインです。

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長い月日が経ったパゴダ

入ってすぐの黄金のパゴダももちろんよかったですが、

とにかく私が陶酔した場所はここです。

何年か前に雹がこの地域を襲ったようで所々壊れているパゴダ。

人も少なく(そもそもここは舗装されていないのでここまで入る観光客があまりいない。)

聞こえるのは風に揺られなる風鈴のような音だけ・・

あまりの感動と心地よさに文字通り時間を忘れ、ドライバーが「あやめ?どうしたんだ?全然戻ってこないから」と声をかけてくれるまでぼーっとしていました。

ついでに写真も撮ってもらい満足です。

ちなみにこのチャイナドレスはベトナムで買いました。

コットン素材でとても可愛いしミャンマー人にもフィリピン人にもうけました。

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上から見た感じ

その後水上畑?に行ってめちゃくちゃ可愛いピアスを買いました。

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水上畑

 

その後に行ったのは蓮の茎の中にある繊維から糸を作り服を作る工場に行きました。

 

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蓮の茎から一本一本糸を紡いでいく

気の遠くなるような作業でしたが素晴らしかったです。

女の人がたくさん雇用されていて、産業になっているようでした。

応援したい気持ちとシャン州独特のデザインにひかれまた服を買ってしまいました。

12ドルなので決して安くないですが、この技術は継承して行ってほしいと思います。

 

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船から眺める夕日

繊維工場に行った後に他のお寺のような場所に行ったのですが、そこもすごくよかったです。

写真は割愛しますが。

 

色々なところに行って、ギャンティーが入るような仕組みになっている一日ツアーでしたが楽しめました。

とにかくパゴダに猛烈に感動し一目惚れしました。

シャン州だけ近い将来また訪れると思います。

 

旅をしていくにつれて感動というもののハードルが上がっていくような気がします。

私の場合日本全国、海外18カ国目ミャンマーという渡航歴でまだまだ世界の多くは行ってはいませんが、

それでもやっぱり旅を始めた時と比べると「まあこんな感じだよね」みたいに思うことは増えました。

これにはメディアの発達も関係あると思いますが。

 

それでもたまにこうやって心が「ぎゅ!」ってなって

一人でいるのに声が漏れちゃうみたいなそんな瞬間が訪れると

もうエクスタシーですよね。最高です。

旅って素晴らしく最高だなと思うわけです。

 

 

ツアーを終えて宿に帰ると日本の方にお会いました。

今日のパゴダを見て同行者などいなくてもお金を積んでもカックー遺跡にはいくと決意していたのですが、

これはチャンス!とお誘いさせていただき半ば強引に翌日カックーにいく事になりました。

この日本人の方ですが、60歳越えていて定年後タイに移住しているとのこと。

奥さんは日本で暮らしているとのことで…羨ましい夫婦関係です。

夕食を共にし宿に帰りウイスキーのお共に誘われ夜遅くまで飲みました。

色々な人生や生き方があるんだよなあと改めて思いました。

 

私は、今後どうやって生きていこう、生きて生きたいんだろうとたまに悩みます。

SNSをひらけば結婚報告、第一子報告、昇進報告などなど

私は今何をしているのだろう とネガティブになるときもありますが

これが私の人生、そしてやっぱり私は旅が好きだから

人より回り道しても自分の生き方を貫いていけばいいのかなとこの時少し思いました。

 

あ〜〜〜最高!と星空に向かって叫びそうになるような一日でした。

 

まあある程度のことはお酒が解決してくれるのですが。

でも旅で感じるエクスタシーって何よりも優ってると思います。

恋とか愛とかそんなものよりも。

 

 

例のごとく長くなったのでカックー遺跡編は次回書きます。

 

期間が空いてしまっても書き続けるのでよろしくお願いします!!

 

 

 






 

 

 

 

 

 

 

バガンからインレー 湖までのアトラクション感覚バス。ミャンマー伝統料理にリトライして引き分けた話。

 

リアルタイムではもうすぐ日付が変わって3/18になります。

前回の更新から少し間が空いてしまいました。

というのもわかってはいたけど自分の英語のできなさ加減にほとほと焦り

学校終わってから禁酒をして勉強してたからです。

今日は土曜日だったので、先生と一緒に街まで行きました。

疲れました。休日なのでブログを書いて気晴らしをします。

 

結局村上春樹のダンスダンスダンスを読むことはなく終わりそうです。

 

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3/3

 

前日に朝焼けを見にいくのでモーターバイクよろしくって言ったはずなのに

起きたらありませんでした。どないなってんねん!オイ!

しかも寝坊してしまい、そのまま飛び出してきた感じだったので

「もういいかな」って正直なったんで朝焼けは行かずに寝ました。

バイクあったら多分義務感で行ってたと思います。だってバガンだもの。

 

旅の疲れと気の狂うような極寒バスで風邪をひき、

バガンの砂風と照りつける日差しに完全に体がダメージを受けてたんだと思います。

とりあえずゆっくり休んでお昼は散歩です。

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バナナと子どもが絶妙

 

散歩をしていて見つけたTHE ローカル店でお昼は食べました。

「日本人か?ここはミャンマートラディショナル料理しかないけども?!」

的な感じでお店の人が言います。ヤンゴン初日のローカル店でガツンとやられてたので一瞬迷いましたが(0.1秒)

ここは旅人、好奇心の方が勝ったので「もちろん大丈夫だよ〜」と言って入ったのでした。

 

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キッチン。撮影許可は頂いております。

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ミャンマーを離れた今、タナカが懐かしい。




美味しいか美味しくないかでいうと結構微妙な線ではありましたが、

思いの外美味しかったです。がスープがすごい独特でした。

ヤンゴンで出会った日本人が「獣臭がするスープがあるんですよ」って話していて

一瞬でこれだとわかりました。あのスープはなんだろう。マジで野生の臭いすごかった。

 

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獣臭のするスープとカレーのようなもの

今思ったのですが気がつけば海外で生野菜を食べるようになっていました。

初めて海外に行った時は氷にも気を使い、火の通っていないものは絶対食べず

という徹底ぶりでした(それでもお腹は壊してました)

いつからかわからないですが、めっちゃ食べてる。

でも今のところ今回の旅でお腹は壊してないです。

 

まあ何はともあれ温かい現地の人の笑顔と美味しいビールがあればハッピーです。

 

でもまあもし地元にミャンマー料理屋さんができても多分行かないと思います。

 

そのあとはのんびり歩いて、ブログを書いたりしながらインレー湖行きのバスまで時間を潰しました。

 

ピックアップの時刻は18:30って言ってたのに来たのは19時過ぎでした。

宿のオーナーもいないし勝手に仲間意識持ってたパリピ欧米人達は聞いてみたらマンダレー 行きということでかなり焦りましたが大丈夫でした。

 

今回乗ったバスは日本で大活躍していたこと間違いなしバスだったので空調がちゃんとしていて極寒ではなかったです。普通に寒かっただけです。

今回は当たりじゃんと思ったのもつかの間、永遠と河原の道を走っているレベルでガタガタだったので結果的には大差ありませんでした。

 

主要道路以外はまだインフラが整備されていないようで、

普段全然車酔いしない私でも少し気持ち悪くなりました。

 

バスの乗車時間は約8時間ほどで値段は17000Kだったと思います。(VIP)忘れました。

後から聞いた話だとVIP出ないとミニバスに詰められて悪路を行くようです。

流石にバガン-インレー湖間はミニバンはかなり厳しいと思います。

ここはVIPで正解です。

 

夜も明けきらぬ早朝4時ごろにインレーに到着しました。

ちなみに多くの欧米人はその手前のインワで降りてる人が多かったです。

ロンプラに載っているようで、後からドイツ人カップルから「インワすごい良い!」って連絡来ました。

先に結論からいくとシャン州はだいぶ良くて、

心から初めてミャンマーきてよかった!って思った場所なのでインワも含めて次回行きたいなと思ってます。

 

インレー 湖での一番の目的は2000年から外国人観光客に解放されるようになったカックー遺跡です。

 

ただアクセスが面倒なので(基本的にはシェアタクシー)

今回は日本人御用達の宿に泊まって同行者を募ろうという魂胆でいつもより高いところへ泊まりました。

 

▶︎Gypsy Inn (ジプシーイン) シングル 一泊14ドル (今回の旅で最高額。ヤンゴンでの3泊分位)

www.booking.com

 

オーナー含めスタッフ全員フレンドリーで部屋も綺麗で何より朝食がとっても豪華でした!

私の場合貧乏性なので朝がっつり食べて昼は浮かせるようにしました。

少し高いですが、夜行バスで移動している人だと実質1.5泊みたいなところはあるので

結果的には悪くないような気がします。

 

早朝4時にバスを降りて、毎回のことなので慣れてきましたがやっぱり少し不機嫌になります。

なぜこの時間に着くように設定しているのか。

(結果ゲストハウスのオーナーさんはレセプションにゴザとか敷いて待機してるんですよ。大変じゃないですか・・)

そんな中客引きのおっちゃん達がわらわら口々に話しかけてきます。

歩ける距離だったので歩きました。でも客引きがずっとついてきて面倒でした。

多分早朝でなければもっと心に余裕があるんですが

夜も明け切らぬ早朝にはそんな心も持ち合わせてません。悪しからず。

 

5時前にチェックインをして、寝ました。

寝ないで水上マーケットまで1時間ほど起きてようか迷いましたが

特に水上マーケットに興味なかったので寝ました。

 

シャン州はかなりお気に入りの場所なので、文字数がまた増えると思いますが次回書きます。

 

先に言いますがベストオブミャンマーでした。

では。

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時が止まるバガンナイト。朝から夜まで灼熱バガンを堪能した話。

 

リアルタイムではフィリピン行きのフライトを控えたバンコク最終夜です。

夕飯は美味しいタイ料理とチャンビールとココナッツアイスまで食べて堪能したのに

なぜか深夜にシンハービールとミンチカツ丼を食べています。

というのも何をどう勘違いしたのかわかりかねますが、

ずっとお昼過ぎのフライトだと思っていたので最後に美味しい朝昼兼用ごはんをゆっくり食べて

空港に向かおうと考えて買ったのです。

しかし寝る直前にフライトスケジュールを確認するか〜と軽い気持ちで確認したら

まさかの9時半発のフライトだったわけであります。

これには流石に焦って急いでパッキングをしました。

カンボジアでバスが到着する10分前に起床して驚くべきスピードでパッキングしたあの日よりは掛かりましたが、

ベスト3に入るくらいには早かったように思います。

 

ビールを飲んだら寝ます。流石にもう日付が変わっているので超不安。

タイで1度帰国便を逃すというかなりファンキーな経験をしているのでトラウマものです。

いやはや。

 

(ここから3/11)

無事飛行機も乗れ、フィリピン着しました。よかった。

 

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3/2 

 

朝は5時15分に起床して支度を整え出発。

朝焼けを見に行こうというまあバガン定番の観光です。

言われるがままについていくとそこは気球の打ち上げスペース・・

マックスはどうしても気球が浮かび上がる瞬間を見たいと言うが、

正直乗れない身としては(一人300ドル)そんなのみるよりも普通にバガンの朝焼けを見たい。

でも自分で行く気力も場所も正直地図を見てもよくわからなかったのでまあ見ることに。

 

間近で気球が打ち上がるところを大方の人が見たことないとは思いますが

やっぱり身近で見るとまあそれなりに面白いと言うか感動しました。

でもやっぱり近くで見ると余計に気球に乗って見たくなるなあ・・

 

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ブルジョワ達をお見送り。一度は乗って見たいなあ

 

その後は各自朝ご飯を食べてまた観光へ。

有名なパゴダ、そして行きたかったパゴダ、おおよそ見学しました。

 

下記、自分が回った場所です

 

▶︎アーナンダ寺院(Ananda temple)  有名パゴダ

▶︎シェエズィーゴン・パヤー(Shwezigon Pagoda) シェイダゴンパゴダのモデル

▶︎ダマヤンヂー寺院(Dhammayangyi temple)

▶︎ティーローミィンロー寺院(Hilominlo temple)

▶︎ブレディ・パゴダ(Bulethi Pagoda) 朝日の名所

▶︎シェサンドー・パヤー(Shwesandaw pagoda)

▶︎ダニィニュ寺院(Thatbyinnyu temple)

▶︎ソーミィンヂー寺院(Somingyi) 夕日の名所

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どのこパゴダか忘れたけど、一番気に入っている仏像。

 

あとは名前のないパゴダ数件です。

正直言って、あまり遺跡に強くないのでどのパゴダがどうとか

今となっては忘れてしまいましたが、どのパゴダもとてもよかったです。

でも一番思い出に残っているのは名前もないような、そして道も舗装されていないような先にあったパゴダ。

咲き乱れる赤花の隣にひっそり佇むパゴダはとても美しく心奪われました。

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名前もなくポツンとあったパゴダ。とても美しい。

 

パゴダ巡りの合間にドイツ人カップルの泊まっているホテルのプールに入ってクールダウンしたりしてとても楽しかったです。

夕日もひっそりとしたパゴダだったのでゆっくり見ることができました。

一昨年?の震災に加え、去年アメリカ人がパゴダから墜落して死亡した事故以来、

登れるパゴダはとても数が少なくなっていて以前のような撮影スポットがなかったのが残念です。

でも、ファインダー越しでなくて自分の瞳でのんびり眺めるのもなかなかいいなあと今回思いました。

(正直納得いく夕日の写真が撮れなかったのであえて載せません。

見たい人は“バガン・夕日”でgoogle先生に聞けば多分すごい写真が出てくると思います)

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ソーミンヂー寺院にてミャンマー人に紛れて登ってゆっくり夕日を鑑賞

 

 

ここまで書くとバガン遺跡巡り、めっちゃ良いイメージだけのように聞こえると思いますが

悪いというか辛い部分ももちろんありました。

・乾季なのでほとんど雨が降らず、バガン一帯の乾燥がひどい

・砂埃が尋常じゃないので、コンタクト使用者は水泳ゴーグルをしたいくらいの気持ちになる(ハードレンズはもってのほか。目を開けているのが辛すぎました)

・とにかく日差しがきつくて暑い!そして裸足で入るので火傷しそうになる

 

まあこんなところでしょうか。

ヤンゴンにいた時に会った日本人が咳き込んでいて「これ風邪じゃなくてバガンの砂にやられた」

って話していて、すごいナイーブな人だな〜なんて思ってましたが自分もバガンにいる時の声はそれはもうひどかったです。

ミャンマーの極寒バスで風邪気味になり、追い打ちをかけるように砂埃が喉を攻撃するんです。

 

なのでそれなりの覚悟を持って行きましょう。

 

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ヤンゴンからお世話になりっぱなしの理想のカップル。

 

夜はビールを飲んで、宿までおよそ10㎞電動バイクで駆け抜けました。

夜風が気持ちよく、そして月が大きく、それに照らされたパゴダが綺麗でした。

きのこ帝国のクロノスタシスって感じです。最高。

その瞬間、その空気感がバガンでの一番印象的な瞬間でした。

観光客のいなくなったバガンは、荘厳で静かででも強くて・・

古の歴史を感じさせるものがありました。

 

ほんのりほろ酔い気分でその日はぐっすりと眠りにつきました。

 

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