とりとめのない (旅日記です)

婚約破棄された25歳女が世界を旅する話

ミャンマーの夜行バス事情。ホリディに重なってまさにカオスなヤンゴンの話。

 

リアルタイムではバガン3日目の夕方です。

1時間半後の夜行バスに乗って次なる目的地インレーを目指します。

(チャイトォンと最後の最後まで悩みましたが、金銭的な面も含め考え今回はインレーへ。

チャイトォンへはタイからの陸路越えでいつか訪れたいなと思います)

 

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VIPバスでヤンゴンからバガンへ。(18000K)

バスが21時発車ということで余裕かましてゲストハウスに18時頃帰って来たら、

オーナ(イケメン)が「アヤメ!早くした方がいいぞ!急げ急げ!」

と急かしてくるではありませんか・・でも笑ってたのでまだ大丈夫とシャワーを浴びて出て来たところ何やら本当に急いだ方がいいみたい・・

そんなに遠くないのに・・?

 

確かにヤンゴンの夕方の渋滞はひどく、それはチャイティーヨ から帰ってくるときに思い知っていたので

本当に余裕を見てたんです。(バスターミナルでコーヒでも飲んでブログを書こうと思ってたくらいに)

 

タクシーだと高いのでローカルバスで行こうと思ってたのですが、

そんな大荷物抱えてバスなんか乗れないよ!って言われ、確かにと納得。

結果的にシェアタクシーでヤンゴン空港近くのバスターミナルまで行くことに。

 

乗り場らしきところまでオーナーが案内してくれるとのことでついて行くことに。

乗り場周辺はそれはもうカオスとしか表現できないくらいのカオスさ!

私はよく思うのですが、なぜ皆さん並ばないのでしょうか・・

みんな走って車を追いかけてはあぶれてイライラしてます。

公共のものを使う際に並ばない国は他でも多く経験しましたが、

ミャンマー 人はトイレさえも並ばずドアの目の前にピタッとくっついてるんです。

別にいいんですけど、感と瞬発力がいい奴だけがスルスル通り抜けて行くから

だから皆さん苛立つのでは?と思わずにはいられない日本人の私です。

 

困ったことに10分以上経ってもバスターミナル行きのシェアタクシーが来ません。

オーナーさんもあわあわしてます。(私の為に焦ってくれる優しさ)

途方に暮れているところに大きいザックをからってる欧米人カップルを発見。

彼らも同じ場所、そして同じバスに乗ることがわかり、またもう一人バスターミナルに行くミャンマー人もいたので

オーナさんが「待ってても多分間に合わない!お前らでタクシーをシェアしろ!」

とのことで、タクシー探してくるとミャンマー 人とオーナーさんがカオス通りに消えていきました。

残された3人で談笑。10分以上経ってタクシーが来ました。

オーナーさんにお礼を言い、何かお礼にとドリップコーヒを渡しました。

チップを払おうと思ったのですが、彼が拒否したので気持ちだけと。

普段はチップというのもわかっていないのもあって、

根強い国以外では無視が基本ですが彼がいなかったらと考えると、

そして何も見返りを求めず行動して暮れた優しさにお金を渡したくなったのです。

しかもゲストハウス、5ドルですよ・・このミャンマーで一泊5ドルはもう安すぎます。

 

▶︎Min Galar Par Hostel (ミン・ガラル・パーホテル)

 ヤンゴンダウンタウンに位置する。比較的アクセスもしやすい。

 ホットシャワーが出る。朝食付き。ドミドリーのみ。

 お風呂とトイレはあまり綺麗ではないが、ドミはカーテンがあって割と広め。

 何よりスタッフの対応がかなりいい。

 Booking.com:

www.booking.com

 

 4人でタクシーに乗り込み皆安堵の表情を浮かべておしゃべりタイムです。

10分、30分、1時間経っても全然つきません。ってか全然車動いてないやーん!!!

ちなみに夜間であれば30あれば着くとのことでした。

ドイツ人カップルとわきゃわきゃ話してたけど、これやばいんじゃないかなと

たぶん皆同じタイミングあたりで思い、ドライバーに尋ねると

「明日からミャンマーの祝日(連休?)になるからいつもの渋滞よりやばいっぽい」

というではありませんか。

全然車も動かずエアコンもない車でぎゅうぎゅうに乗り込んでいて疲弊して来ました。

気がつけば車を降りて歩いてる、、もうこれは笑う。

 

結局2時間タクシーに揺られて、歩ける距離になって皆で降りました。

重たいザックをからって歩くこと15分、やっと到着。

が、バスターミナルが想像を絶する大きさでそこからバス探し・・!

そこで一緒に乗っていたミャンマー人が人に聞きながら案内してくれました。

なんて優しい、彼も私たちの30分後のバスに乗るというのに。

結局バスターミナルに到着したのはゲストハウスを出てから2時間半経過した20:45でした。

 

水が買いたかった、ご飯食べたかった・・と思っていたら

先ほどのドイツ人の男の方が(マックス)汗だくで水とご飯を持って

「間に合ってよかった〜これアヤメの分だよ」と笑顔で渡して来たのです。

なんと!しかもお金はいらないから!って・・今日どんだけいいひとに恵まれてるんだと思い、感動を噛み締めながらマックスの買ってくれたご飯を食べ終わった時、

「コーヒーと軽食をどうぞ」と渡されたのであった。

カップルと私で笑いあった後、バスがバスターミナルから出るのに大渋滞して

結局バスに乗ってからバスターミナルに出るまで1時間掛かるという感じでした。

外では怒号が飛び交い・・(皆我先にと行くので結果そうなる)

結局バガンに到着したのは朝の8時前、予定時刻を4時間ほどオーバーしてからだった。

(そもそも早朝につくようになぜ設定しているのかが謎なミャンマーの夜行バス)

 

VIPバスは快適だったけど、(座席が鬼広い)

冷房が尋常じゃないくらいついていて(多分15度くらい。外は夜でも30度くらいなのに)

半袖に長袖シャツにシャカシャカにゴアテック来ても乗車が長くなると寒く

途中途中寒さで起きた。

チャイティーヨよりも厚着だったけどまだ寒かったので今日乗るバスでは

半袖にユニクロのウルトラスーパーダウンジャケット、予備でゴアテックを持って行こうと思います。

ダウン着れば流石に大丈夫でしょう・・・

 

ミャンマーの夜行バスで風邪をひき、バガンの砂埃で喉がやられ声がガラガラ

ただでさえ伝わりにくい英語がさらに伝わりにくくなっていて

コミュニケーションが取りにくい。

 

インレー滞在は1泊2日でマンダレー 2泊3日 OUTで考えてます。

ヤンゴンでのんびりしすぎました。完全に。

この体調でこの予定がこなせるのか全然自信ないけど・・完走したら楽園タイが待ってるのでちょっと無理します。

 

意外と書くことが多くてバガンの話ができなかったのでそれは次回・・

 

 

とにかく何度も言いますがミャンマーの夜行バスは激寒です。

欧米人も皆フード被って震えてたので・・

他の東南アジア諸国も寒いですが、比較にならないことをお伝えします。

 

 

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