町が変われば人も変わる。バガンで野良犬に吠えられ追いかけ回された話。
サワディーカー!リアルタイムではバンコクに戻ってきて2日目の夜です。
ミャンマーからバンコクに戻ってくるともはやここは日本ではないかと思うくらいの快適さです。
その快適さゆえに着いた初日は疲労感がどっと押し寄せ、
ご飯をどうするかさえも決められないというレベルで思考が停止してました。
正直いうと今日も半分思考停止してました。
この二日間、一日二食という謎の生活を送ってます。考えるのがめんどくさい・・
英語を話さなければならない環境を半分は自分で作り、
あとは自ずとある環境とで完全に疲弊して逃げ出したくなりました。
なぜこんなに話せないのか、悔しくて逃げたくて日本語を話したくて・・・でもそれはしたくない。(日本人にも会わないし)
そういった理由もあってブログが長くなるのかもしれません。
でも負けずに頑張ります。まだスタートにも立ってない。
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3/1
予定時刻を3時間ほど過ぎて極寒と化したバスが無事バガンに到着しました。
ヤンゴンで出会ったドイツ人カップルとタクシーをシェアしてゲストハウスへ。
ミャンマーではおおよその宿が夜行バスに合わせてアーリーチェックインが可能なのでそのままベッドで眠りました。
4ベットの部屋にいたのはオランダ人カップル。
半裸で寝ていたので少々の気まずさはありつつ・・完全なる疎外感を感じつつも泥のように眠りました。
ちょうど寝静まった頃に夕飯休憩を取ったり、寒すぎるバスだったために眠りが全然浅かったようで起きたのはお昼すぎでした。
ここから観光に行く気は到底起きず、とりあえず街をぶらぶらしてみました。
バガンの人々は人懐っこく、裏路地を歩けば「ミンガラーパー!」と声をかけてくれる人がたくさんいました。
子供も可愛いし、路地が可愛いし、多くの人がバガンはいいという意味がわかった気がしました。
気がつけばシャッターを切りまくっていました。
私の中での好きな場所とシャッターの数は比例している気がします。
ミャンマーの犬はおとなしいとタカをくくってたら、痛い目を見ました。
まだ狂犬病の注射終わってない〜〜〜〜〜!
と思いながら逃げてたら通りすがりのミャンマー人が助けてくれました。
調子にのるとダメですね、気をつけます。
そして犬に追いかけられても逃げちゃダメってわかってたのに条件反射で逃げてました。
まじで野良犬怖えぇ・・ラダック以来の恐怖でした。
うちの愛犬ポコ助とは全然違います。
夕飯はヤンゴンから一緒のドイツ人カップルと食べ、楽しく終えました。
こんな風に一緒に旅をできるパートナーがいるっていいなあと帰ってきてから思いました。
多分帰ってきたらオランダ人カップルがいちゃついてたのも関係してると思います。
一人旅は一人旅の楽しみや発見が多いと思いますが、
同じ価値観を共有できる相手、それが愛する人だったら多分すごくいいんだよなって・・
両方経験してみるとそう痛感します。
旅ができるパートナーが人生の伴侶になればいいのになあなんて、
思ったら少ししんみりしました。
その行き場のない感情は速攻でビールとともに流し込みました。
明日はバガン観光です。with ドイツ人カップル!
これを読んでいる人は感じてると思いますが、どこまでも優しく親切で素晴らしいカップルなのです・・
電動バイクは怖いし、チャリで回るしかないかな〜と悩んでいたのですが
(初走行で転倒して怪我をした以来原付バイクは怖くて乗ってない)
誰かがいるなら何かあっても大丈夫!という謎の自信から電動バイクで回ることになりました。
40度越えの炎天下の中チャリなんてチャリダーでも過酷です。
「大丈夫!バイクが厳しかったらアヤメが僕の後ろに乗って、レミ(彼女)がアヤメのバイク乗ればいいんだから!」
その言葉のおかげです・・本当に心からダンケ!!!!
水シャワーを浴びて日付が変わる前にしっかり就寝しました。
明日は5時起きです。
一瞬のうちに眠りについてバガン初日の夜は更けていきました。
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