とりとめのない (旅日記です)

婚約破棄された25歳女が世界を旅する話

ベストオブミャンマー シャン州に一目惚れした話。インレー湖観光。

 

大変期間が空いてしまいましてミャンマーの記録が曖昧になっている今日この頃ですが、

振り返ってベストオブミャンマー“シャン州”について書いていきたいと思います。

 

リアルタイムではニュージーランドクイーンズタウンにいます。

フィリピンでの2ヶ月滞在を終え、オセアニア地域に初上陸です!

一言言うならば物価高過ぎですね。ボトルウォーターが300円越えって信じられます?

楽しいか楽しくないかで言えば楽しいですが、バックパッカーには全く向かない地域です。

そしてこれも余談ですがフィリピン、大好きな国ベスト3にランクインしました。笑

 

時は遡り3月くらいの話です。

バガンからインレーまで移動した朝まで書いたのでそこからです。

 

仮眠を取った後に、インレー湖観光に行きました。

そうです、あの有名すぎる写真の場所「フィッシャーマン」などなどです。

ホテルに値段を見ってみたところ20000チャット(約2千円)

ただ行く場所によって違うようで、奥まったところのパゴダに行かなければもっと安くなるとのことでした。

でもそこの遺跡がカックーと同じ建築様式とのことだったので

私はそこに行く船をチャーターしました。

適当に声かけてくる人たちから値切って17000チャット(約1700円)でした。

色々な人に聞きましたがこれが底値のような感じでした。

時間が時間だったのと、完全に観光客が他にいなかったので仕方なくおひとりさまです。

 

行った場所などなど 順不同

・フィッシャーマン見学

・織物工房

・水上畑

・首長族のいる場所

・インディンパゴダ

・パゴダ(名前忘れました)

 

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とても気持ちのいい景色

ボート自体は乗り心地のよく、快適でした。
が、鬼のような日差しが照りつけているので日焼け止めは必須です。

 

何分か揺られて最初の目的地に到着しました。

シルバーかなんかの工場でした。

 

 

 

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推定年齢17歳の将来有望イケメンミャンマー

全てが手作業で素晴らしかったです。

寡黙で一所懸命働きつつちらっとこちらを見る少年が一番印象的でした。

 

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とても可愛い首長族の女の子

タイに行った時もチェンマイで首長族に会いましたが

彼女らは完全に勝ち組の民族のように思います。

完全にプロモーションに成功した感じです。

と言うのもミャンマーの首長族もタイの首長族もIphone(しかも最新版)持ってたし

そこそこいい服着ているので儲かってるんだと思います。

私がタイの首長族に会ったのはもう7年も前なので、その時代にiphoneを持っているということはその辺のタイ人よりリッチであることが伺えます。

年配の方はもっとすごい首でしたが、やっぱり私は女の子が好きなので・・写真は一枚とって終わりにしました。

ミャンマーには色々な民族がいるので面白いです。

私は個人的にシャン州の民族衣装が好きです。そして買いました。

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気の遠くなるような手作業

こちらの方は傘を作っていました。

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ベストオブミャンマーフード!シャンヌードル!

お腹が空いたので適当なところで昼食としました。

昼からビールを飲んでタバコを吸ってガハハと笑っているおっちゃんの横に座ると

どこから来たんだ!ジャパニーズか!おいおいみんなジャパニーズだぞー!

と紹介してくれました。この人ら仕事もせず陽気でいいなと思いつつシャンヌードルを食べました。

選ぶ余地もなくここはシャンヌードルしか食べ物はおいてないので。

だけどこれがとても美味しく、ミャンマーにきて初めて食べた美味しいミャンマー料理でした。

(ちなみにこれが最初で最後でした)

シャン州の場所的にタイの文化が少し入って来たりしているようで

なるほどメシがうまいわけですね。

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圧巻のパゴダ・・

昼食を終え次なる目的地へ
インディンパゴダでございます。

 

到着早々高まる鼓動!

これこれこれこれ!!!この感動を待っていたんですよ!!

素晴らしきスタイルのパゴダ。シャン特有のデザインです。

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長い月日が経ったパゴダ

入ってすぐの黄金のパゴダももちろんよかったですが、

とにかく私が陶酔した場所はここです。

何年か前に雹がこの地域を襲ったようで所々壊れているパゴダ。

人も少なく(そもそもここは舗装されていないのでここまで入る観光客があまりいない。)

聞こえるのは風に揺られなる風鈴のような音だけ・・

あまりの感動と心地よさに文字通り時間を忘れ、ドライバーが「あやめ?どうしたんだ?全然戻ってこないから」と声をかけてくれるまでぼーっとしていました。

ついでに写真も撮ってもらい満足です。

ちなみにこのチャイナドレスはベトナムで買いました。

コットン素材でとても可愛いしミャンマー人にもフィリピン人にもうけました。

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上から見た感じ

その後水上畑?に行ってめちゃくちゃ可愛いピアスを買いました。

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水上畑

 

その後に行ったのは蓮の茎の中にある繊維から糸を作り服を作る工場に行きました。

 

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蓮の茎から一本一本糸を紡いでいく

気の遠くなるような作業でしたが素晴らしかったです。

女の人がたくさん雇用されていて、産業になっているようでした。

応援したい気持ちとシャン州独特のデザインにひかれまた服を買ってしまいました。

12ドルなので決して安くないですが、この技術は継承して行ってほしいと思います。

 

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船から眺める夕日

繊維工場に行った後に他のお寺のような場所に行ったのですが、そこもすごくよかったです。

写真は割愛しますが。

 

色々なところに行って、ギャンティーが入るような仕組みになっている一日ツアーでしたが楽しめました。

とにかくパゴダに猛烈に感動し一目惚れしました。

シャン州だけ近い将来また訪れると思います。

 

旅をしていくにつれて感動というもののハードルが上がっていくような気がします。

私の場合日本全国、海外18カ国目ミャンマーという渡航歴でまだまだ世界の多くは行ってはいませんが、

それでもやっぱり旅を始めた時と比べると「まあこんな感じだよね」みたいに思うことは増えました。

これにはメディアの発達も関係あると思いますが。

 

それでもたまにこうやって心が「ぎゅ!」ってなって

一人でいるのに声が漏れちゃうみたいなそんな瞬間が訪れると

もうエクスタシーですよね。最高です。

旅って素晴らしく最高だなと思うわけです。

 

 

ツアーを終えて宿に帰ると日本の方にお会いました。

今日のパゴダを見て同行者などいなくてもお金を積んでもカックー遺跡にはいくと決意していたのですが、

これはチャンス!とお誘いさせていただき半ば強引に翌日カックーにいく事になりました。

この日本人の方ですが、60歳越えていて定年後タイに移住しているとのこと。

奥さんは日本で暮らしているとのことで…羨ましい夫婦関係です。

夕食を共にし宿に帰りウイスキーのお共に誘われ夜遅くまで飲みました。

色々な人生や生き方があるんだよなあと改めて思いました。

 

私は、今後どうやって生きていこう、生きて生きたいんだろうとたまに悩みます。

SNSをひらけば結婚報告、第一子報告、昇進報告などなど

私は今何をしているのだろう とネガティブになるときもありますが

これが私の人生、そしてやっぱり私は旅が好きだから

人より回り道しても自分の生き方を貫いていけばいいのかなとこの時少し思いました。

 

あ〜〜〜最高!と星空に向かって叫びそうになるような一日でした。

 

まあある程度のことはお酒が解決してくれるのですが。

でも旅で感じるエクスタシーって何よりも優ってると思います。

恋とか愛とかそんなものよりも。

 

 

例のごとく長くなったのでカックー遺跡編は次回書きます。

 

期間が空いてしまっても書き続けるのでよろしくお願いします!!