とりとめのない (旅日記です)

婚約破棄された25歳女が世界を旅する話

旅の終わりが見えてきて思うこと

 

大分時間が経ってしまったと思ったけど、まあなんやかんや前回投稿から一ヶ月ちょっとしか経ってないようです。

まあその分多分濃ゆい日々を過ごしているのだと思います。

日本で働いていた時の一ヶ月と今の一ヶ月、ただ毎日のルーティン化された日々と違うからかとても長く、でも短いです。

 

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カズベキ の街から光が消えた瞬間の月明かりに照らされた山々

 

現在まだジョージアに滞在しています🇬🇪

ワインで有名なカヘティと首都のトビリシに約一週間滞在したのちアルメニアエレバン、ゴリス、未承認国家のナゴルノ=カラバフで約二週間過ごしジョージアに戻って来て、トビリシ、カズベキ 、クタイシ、メスティア、ウシュグリと滞在していよいよ次の街、バトゥミを最後にジョージアからトルコに抜けます。

ナゴルノ=カラパフで、アグダムという場所に行った時のことをまた近々文章にすると思います。この場所はアゼルバイジャンアルメニアとの停戦ラインの場所であり、その昔人々が住んでいた町はもうゴーストタウンと化しています。ナゴルノの人たちはとても優しく、居心地の良い場所でした。しかしその一方では、廃墟が多く残る場所があったり、この場所で起こった(厳密にいえば未だ完全に解決している訳では全くない)ことを実感しました。またこのことは書くのでこの辺で。

 

ジョージアには結局一ヶ月弱滞在することになりそうです。最後のトビリシ滞在中で警察沙汰になったり他に軽くフラストレーションが溜まることがありました。

現在30カ国渡航して来てそれなりに色々なことに対して消化することを身につけて来た私でしたが、多分今までで一番理解不能な出来事だったと思います。

かの有名なインド人の方が私の常識には近いようです。

でも総括するととても楽しい滞在でした。いや、ものすごく楽しい滞在でした。

ふとたまに「どうして旅をするのだろう」と考えることがあります。

平和で安全で清潔な母国日本を離れ、家族や友人とも会えず時に孤独を感じ、でも私は旅をし続ける。

一年だけと決めて日本を発ったけど、今はどうやって旅をしながら行きていけるだろうかと考える日々です。

 

でも、次に旅に出るときはもっとしっかり何かを成し遂げないとならないなと思っています。

 

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プーシキンが「 雲に支えられ空中に浮かんでいるようだ」と讃えたツミンダサメバ教会。

 

旅先で出会うたくさんの旅人。

外国人、日本人問わず皆キラキラしていて・・彼ら彼女らを見ていると自分がいかに狭く、小さい視野で生きて行こうと思っていたのかと気がつきます。

語弊がないように言うと日本で生きていくことが狭いという訳ではないです。

日本で正社員をしていた数年間、それなりに楽しかったし過不足なかった。

だからもしかしたら帰国して、その生活を望むかもしれないしそうでもないかもしれない。

でもその人生の選択が、いつだって大きな視野の中から選んだものでありたいなと思う。自分がこう生きたい!と思う選択をしたい。

例えば他の人に笑われる生き方だったとしても、私は私に嘘をつきたくない。

 

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朝靄に包まれたメスティア

 

そんなことを思ったりしているのが、今です。

ちゃんと計算してみると、今年の二月末に日本を発って233日、8ヶ月弱経ちました。(一時帰国した期間を除いて)

まだ旅の終わりを決めていないけど、おそらく残り4ヶ月弱だと思います。

そう思うと、残りの数ヶ月で何を習得できるのか、何か習得して帰国しないとと思います。

 

憧れのシルクロードを経て、コーカサスが終わると自分の中でのメインイベントが終わり、気持ち的にも落ち着いているのが今です。

なので、少しここら辺で一回しっかり自分の旅とこれからを見つめ直して残りの旅に挑もうと思います。

若干の脅迫概念があるのも事実だけど、でもまあそれくらいあった方が人生メリハリついて良いのかもしれないなと思います。

 

ちなみに今後のルートとしてはトルコ、その後旧ユーゴスラビア含む東欧を経て西ヨーロッパを回ろうと思っていましたがクリスマスマーケットの関係で先に東欧回って、旧ユーゴ、のちに西ヨーロッパに行こうと思っています。

ユーゴスラビアの映画をこの前少しみました。英語音声の字幕なしだったのでおおよそではありますが、改めてこの地で起こった悲劇を知りなんとも言えない気持ちになりました。この地に赴く前にしっかりまた勉強して行こうと思います。

 

つまり今回南米は多分、95%行かない方向です。一年で世界を回るなんて到底不可能な話でした。

シェンゲン協定の関係もあってかなり制限が出て来そうな今後ですが、なんとかユーラシア大陸の最西端ロカ岬で旅を終えようと思っています。全陸路で中国から渡った。それだけで今の私には十分です。多くの国に行くよりも、その土地のことをしっかり知り、多くの人と触れ合い、知識を深めたい。

そして私は生涯旅をし続けると思うから、今はこれでいい。

 

写真に関しては、時にめげたりするし自分の未熟さに悲しくなる時もあるけれどやっぱりすごく好きです。

来年日本に帰国した時にはコンテストにも応募したり、積極的に動いて行くつもりです。30歳までは自分にリミットを設けず色々挑戦して行きます。自分に負けないが来年の目標です。

南米に行く時は写真技術もあげて、写真で目的意識を持って渡りたいなと考えています。それが今の目標でもあります

 

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ついた瞬間恋に落ちたウシュグリ

 

そしてトルコあたりから時間を作って、このブログの目的でもあった国情報の記事を仕上げて行こうと思います。つまり次回からは為になる記事になります。

まあ自己満ブログなので・・ちょいちょいこういう記事もありますが眺めていただけたらと思います。

 

学生時代イスタンブールでめげてフライトキャンセルしてスリランカへ逃避行した苦い経験のあるトルコ!

今回で挽回できたらと思います!待ってろターキィ!!!🇹🇷